2016/11/07 Mon
養蜂だより
蜂場予定地の伐採
先週 北アルプスにも雪が降りまして 蜂場予定地から見る景色が綺麗になりました
ここは標高600mあるので 眺めがいいんです
蜂場予定地の伐採 1人ではらちが明かないので助っ人3人が来まして
そのうち1人はプロだったので だいぶ伐採作業が進みました
草刈り機やチェーンソーを駆使して この景色が・・
こうなって
この桑畑だった所が
こうなりました
桑の根やツルの根など掘り出して だいぶ綺麗になりましたが
平らなところがないので もう少しかかりそうです
2016/10/28 Fri
養蜂だより
大変だ・・
来春 蜂群数が40~50群増えることになり、新しい養蜂場予定地に行ってみると
長い事使われてなかった車道は、人一人がやっと通れるような藪になっており
上から下から障害物を除去しながら
3時間かけて80mほど通れるようにして この日は終了
まだ あと50mくらいこんな感じで途方に暮れてます
蜂場予定地は20年ほど休耕してる桑畑 平らなところが無いし こりゃ多変だ・・
ただ伐採が終われば かなり見晴らしが良くなり 気分よく仕事が出来そうです
遠くに見えるのは北アルプス 雪被る頃は綺麗でしょうね
2016/10/20 Thu
養蜂だより
今週は暖かいですね
今週は季節外れの高気温が続いて ハチ達の動きも活発です
ほとんどの群は蜂数、貯蜜ともいい感じで来ているのですが
一番最後に交尾飛行を終えて産卵しだした群の女王蜂が行方不明
おまけに他の群から盗蜜も受けて 蜜がすっからかんになってしまい
群の維持が難しいので 他の群と合同しました
花粉団子を持ち帰るハチ
一時 寒さからか産卵が止まったのですが 復活してきてます
越冬前に蜂数が増えてくれないと 冬を超えられないので
秋口の管理も重要です
久しぶりにローヤルコート 働き蜂が女王を囲むようにしてる様なんですが
産め産めとプレッシャーかけてるのかもしれませんね
イチゴハウスに交配用に1群入れて約1週間
花もぼちぼち咲いて来て
しっかり仕事してるようです
2016/10/13 Thu
養蜂だより
山から降ろしました
10月に入り気温も下がってきたので 下山の準備
移動先の草刈りと防風対策
ここは標高は低いのですが 北風がビュービュー吹き抜けるので
防風用にシートを張りました
標高1000mのこの蜂場とも 来年までお別れです
日の出の前真っ暗な中 巣門を閉め トラック2台に積み込みます
積み込みが終わると同時に日の出です
早起きしたご褒美ですね
しばし見とれます
約40分移動し 準備してあった越冬用の蜂場に設置
翌日蜂場に行くと盛んに出巣してました
セイタカアワダチソウの黄色い花粉を持ち帰る働き蜂がたくさん
いつもながらミツバチの適応力の高さには感心させられます
今 巣箱の防風シートを少しずつ作っています
中古の麻袋を被せてから
100m巻きのブルーシートから切り出したものを こんな風に加工してます
1個作るのに30分かかるので 間に合うかな
2016/09/30 Fri
養蜂だより
そろそろ下山の準備です
今年は天候に恵まれ よく蜜が入ってます 越冬分の蜜は自力で集めた蜜で足りそうです
この ちょっと茶色い蜜はソバ蜜です
25群中最後の女王蜂が誕生しました 交尾飛行から戻って来て産卵を始めれば
この群の完成なんですが 巣箱の外にはスズメバチが待ち構えており
無事戻ってこれるかどうかは五分五分
女王蜂誕生に痺れを切らしたのか 働き蜂の産卵が始まってしまいました
通常 長く女王不在の群で発生するのですが 働き蜂が産む卵は無精卵
無精卵からはオス蜂しか生まれてきません オス蜂は基本巣の中での仕事をしないので
オス蜂がたくさん生まれてきても その巣は存続できません
交尾済みの女王蜂が産む有精卵から生まれる働き蜂(メス蜂)がいないと
この群の未来はありません
未交尾ながら女王蜂が産まれた事で 働き蜂産卵が納まってくれればいいのですが・・
ちょっとピンボケですが 内検中に来た蜜泥棒
クロスズメバチです 長野ではこのハチの幼虫が珍味になったりします
小さいハチなんですが 刺されると痛いようですよ
時々 蜂場に取引先のお客様がいらっしゃいます
自然の中で ハチの世界を間近で観察すると みないい顔で帰っていきます
そろそろ10月 標高1000mこの蜂場も寒くなるので 山から降ろす準備が始まります